若い頃にぼんやりと観ていたアメリカ映画やスケートビデオのなかで、
大人が着るようなサイズを、子供たちが普通に着ている文化の違いも感じ、
とても憧れたものです。
着方のサイズは時代によって細くなったり、太くなったりと、
さまざまに変わるのだと思いますが、あらためてもう一度しっかりと好きなものと向き合い、
こうと決めたサイズで作ってみようと考えたのがこのスウェット。
若いときは体がまだできていなく細いので、
普通にUSサイズに袖を通すと、どうにもイメージと異なることが多かったので、
着ているときに、ハリがあり立体的なシルエットが出るように、
ポリ混素材のボディをチョイスし、体が華奢でも服の起伏が出るようになっています。
憧れていたのは、ディテールではなく、シルエットだったのだなと思いました。
ボックスシルエットで肩幅が大きく、
着た時の落ち感が絶妙なシルエット。
裾のリブもキュッとしていて、裾のたまり具合がよく、
裾から真っ白なTシャツを出してヌケ感を出して着たいスウェットシャツです。