BUNTEN

A CONSEQUENCE OF THE NEW HEDONISM



9月14日,15日,16日の3日間

BUNTENにてRADIALLを招いて"A CONSEQUENCE OF THE NEW HEDONISM"を開催致します。

アート、ミュージックにフォーカスを当て、RADIALLよりデザイナーTEXTA氏を招き、デザインの原画や、氏のセレクトした音楽でのDJプレイを楽しんで頂ければと思います。





ぼくたちが着るRADIALLってどんな風にデザインされているんだろう?



パソコンで誰でもデザインできる時代に手書きにて描かれているRADIALLのウェア。



ボタンに入る文字までも手書きってご存知でした?



手書きによるグラフィックが生むRADIALL独自の世界感。



経年による時代の古くささを感じさせないRADIALLの洋服のエレメントの1つとして氏のグラフィックが存在しています。





そして、TEXTA氏個人でもレーベルをもち、勢力的に活動しているミュージック。

そんな彼のDJプレイとともに楽しい時間を共有できればと思います。





また石川を代表するDJKARATE DEVIL

海外アーティストとも共演を果たす氏のプレイも同時に楽しめます。





当日はRADIALLとのコラボレーションTシャツ、またTEXTA氏によるその場でデザインして頂けるオリジナルトートバッグなどスペシャルアイテムが発売。



ぜひ当日はミュージック、アートに触れてみて下さい。




 



以下RADIALL FEATURES抜粋。




STORY OF TEXTA


 

今回、選んだものは昔から風化せずに好きなものですね。
好きなものは昔から変わっていませんが、そこには懐古主義的なものは一切ありません。
日々新しく好きになる物もたくさんあるので(笑) 
元々、物心ついた時から凝り性というよりはオタク気質という感じでなので、目に入る情報や気になる情報はとにかく徹底して掘り下げます。
今やそれもグラフィックデザイナーという職業柄が手伝って加速していますね。
世間の価値や希少性より何であろうとも自分が気に入るかが大切だと思っています。









 

手描きでしか表現できない線



グラフィックに関しては、ほぼ手描きで下絵を描いてからデータに起こすことが多いですね。
全てに対して必ずしも手描きにこだわっている訳ではありません。

依頼されるグラフィックを具現化するにあたって、そのイメージにふさわしい手法が手描きであるという割合が高いだけかなと。

 

ただ手描きだと一本一本の線の存在に対して、より真剣になれますね。
技術的なごまかしがきかないと言いますか。
絶妙な加減で線の太さのバランスは手描きの方がとりやすいので、細かいグラフィックになればなるほど手描きが多いかもしれません。

 

個人での作品以外は、洋服に落とし込むグラフィックが大半なので一番は洋服への馴染みを優先的に考えています。
意外と手描きの方が経年感とかも出しやすいんですよね。









服になった時をイメージして描く



絵を描く前に刺繍の種類やプリント手法といった表現手法やボディー生地特性を必ず考慮してから描いています。というよりは意識的に描き分けていますね。

どんなに素晴らしいグラフィックでも、その後の洋服に落とし込む工程とマッチングしない以上は結果として満足いくものにはなりませんので。

 

着地点としては、洋服になった時の完成度を求めています。
グラフィックを起こしたから、はいどうぞって相手に渡して終わりではありませんからね。
細かいですが刺繍の一振りから、プリント手法に合わせて工場を変えたりと、そこまでの指示を考えて描いています。

 

RADIALLの場合、50年代ライクなレーヨンシャツに刺繍を施すことが特に多いので、そのボディーが持つ時代背景に合わすようにしています。
当時の生活様式を徹底的に調べて理解をすることで、グラフィック自体にも自然と奥行きが生まれますしね。
着ている人が見たことないけど見たことあるような、どこか安心感を感じれるようなグラフィックというのをずっと目指しています。

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